メンズエステとは？種類や料金相場・利用の流れについて解説

最近は身だしなみに気を遣う人が増え、男性向けのエステサロンが流行しています。メンズエステに通い身体をケアすることで、男性としての魅力が高まるでしょう。

そこで今回は、メンズエステについて、種類や施術内容、料金相場、利用方法を詳しく解説します。メンズエステと風俗エステの違いやメンズエステにおける禁止行為など、注意点についても紹介するので、メンズエステの利用を考えている男性は、ぜひ当記事を参考にしてください。

メンズエステとは男性向けに、癒やしやリラクゼーションを目的としたサービスを提供するお店です。一部のメンズエステでは美容サービスを提供し、お客さんの魅力を高めるサポートを行うこともあります。

多くのメンズエステではお店独自の基準に添って容姿や性格を十分に吟味した上、女性セラピストを採用します。そのため、多くのメンズエステでは、「一緒にいて楽しい」「落ち着く」と感じる女性からサービスを受けることが可能です。

また、一部のメンズエステでは基本の施術内容の他に「ディープリンパ」や「ホイップ」など、多彩なオプションメニューも提供します。オプションメニューを追加すると、より自分自身の好みに合う方法で癒してもらえるでしょう。

【初心者必見】メンズエステ・セラピストの失敗しない選び方を紹介

風俗エステとは、風営法許可を得て性風俗営業を行うお店です。以下は、風営法における性風俗営業の定義を示します。

引用：e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」/引用日2022/12/26

上記の定義で特に重要なポイントは、「性的好奇心」と「接触」です。通常のメンズエステは風営法許可を得ずに営業するため、お客さんの性的好奇心に応じる接触を行いません。

ただし、通常のメンズエステにおいても、女性セラピストとの日常会話を楽しむことは可能です。また、通常のメンズエステにおいても女性セラピストとの心の触れ合いを楽しみ、満足感を得ることができます。

メンズエステの楽しみ方は？予約・当日それぞれのコツを紹介！

メンズエステには、美容系メンズエステ・風俗系メンズエステ・リラクゼーション系メンズエステなどの種類があります。種類ごとにサービス内容や主な目的が異なるので、正しい知識をふまえた上で自分に合うものを選びましょう。

以下では、メンズエステの種類ごとの概要を示します。

また、メンズエステはサービスの提供場所によって以下3種類に分かれるため、好きなタイプを選びましょう。

店舗型は、駅前の雑居ビルや繁華街のテナントで営業するお店です。店舗型ではカーテンやパーテーションで区切られた施術ルームへと案内され、女性セラピストからの施術を受けます。

店舗型は駅からのアクセスが良い場所にあることも多く、気軽にメンズエステを利用したい人におすすめです。

マンション型は、ワンルームマンションの1室をお客さんが訪問し、施術を受けるお店です。ワンルームマンションでは女性セラピストが出迎えてくれるため、恋人の家に遊びに行くような感覚で、メンズエステを利用できます。

マンション型は他のお客さんと鉢合わせするリスクが低く、周囲に内緒でメンズエステを利用したい人におすすめです。

派遣型は、お客さん指定のホテルや自宅などに女性セラピストが訪問し、サービスを提供するお店です。

派遣型はお客さん自身が利用場所を選べることから、自分の好きな空間でサービスを受けたい人に向いています。

メンズエステの料金は、基本料金・指名料・オプション料の合計で計算するシステムです。メンズエステの基本料金の相場は、サービスの提供場所によって異なります。メンズエステを利用する際は、予算に応じてお店を選びましょう。

以下では、メンズエステの基本料金の相場について詳しく解説します。

メンズエステの料金システム・相場を解説！お得に利用する方法も

個室型メンズエステの基本料金は、地域やお店のランクに左右されます。地域ごとの基本料金相場は、以下の通りです。

首都圏は不動産価格が高いので、地方と比較して基本料金の相場も上がります。料金に不安を感じる人は、予約する際に支払い総額を確認するとよいでしょう。

出張型メンズエステでは基本料金・指名料・オプション料の他、約1,000〜約3,000円の出張費が必要です。以下は、出張型メンズエステの基本料金相場を示します。

いずれの地域においても基本料金は、個室型と同程度もしくはやや安くなる傾向があります。ただし、出張費やホテル代を入れて考えると個室型よりもお金がかかることが多く、「どちらが安いか」はケースバイケースです。

一部のメンズエステには、ホットオイル・ヘッドスパなどのオプションがあります。以下は、メンズエステの主なオプションの種類と料金相場を示す表です。

上記の他、メンズエステによっては、ストレッチ・タイ古式マッサージなどのオプションを追加できるケースもあります。オプション料金は多くの場合、公式ホームページに記載されているので、事前にチェックしておきましょう。

メンズエステのオプション10選！内容と料金相場を解説

メンズエステでは、一般的な指圧・マッサージとは異なる施術も楽しめます。自分へのご褒美としてメンズエステを楽しむ際には、パウダーマッサージ・リンパマッサージなどのオプションを追加し、贅沢なひと時を過ごすのも一案です。

以下では、メンズエステで受けられるマッサージや、マッサージに関するオプションの主な種類を紹介します。

オイルマッサージとは、肌の負担を軽減する目的でマッサージオイルを伸ばし、ゆったりとしたリズムで全身を刺激する施術です。オイルマッサージは一般的な指圧・ドライマッサージと比較してもみ返しが起きにくく、心地よい強さの刺激で心身を癒せる施術と言われます。

アロママッサージも大きなくくりで言えば、オイルマッサージです。一部のお店ではアロマオイルを使用して行うオイルマッサージのことを「アロママッサージ」と呼び、他の施術と区別しています。

メンズエステのオイルマッサージとは？使われるオイルの種類や相場も

リンパマッサージとは、リンパの流れにアプローチすることを目的とした施術です。メンズエステのリンパマッサージでは、さまざまな神経が集中している「鼠径部」を重点的にケアすることもあります。

デスクワークで働いている人は特にリンパの流れが滞りやすく、鼠径部のケアを受けることで、深い癒やしを得られるでしょう。

男性もリンパマッサージを受けられる？効果を詳しく解説

パウダーマッサージとはさらさらとした質感のパウダーを使用して、全身を刺激する施術です。パウダーマッサージはマッサージオイルを使用しない施術なので、ベタつきに苦手意識のある人も安心して受けられます。

パウダーマッサージではオイルマッサージやリンパマッサージのように、手で圧をかけたり筋肉をもみほぐしたりするケアを行いません。その代わりにパウダーマッサージでは女性セラピストのフェザータッチ（撫でるように身体に触れて、優しい刺激を与える手法）により、心身が癒やされます。

メンズエステのパウダーマッサージとは？料金やメリットを解説！

一部のメンズエステでは世界各地のマッサージも、オプションとして提供します。以下は、一部のメンズエステで受けられる特徴的なマッサージの例です。

メンズエステを気持ち良く利用するには、口臭ケアを行いましょう。女性セラピストに清潔感をアピールするためには、体臭ケアやヒゲの手入れをしておくのも大切です。

初めてメンズエステにいく人は、大まかな流れや利用法を事前に把握しておくと緊張が和らぎます。メンズエステの予約から帰宅までの大まかな流れは、以下の通りです。

【初めてのメンズエステ】利用方法やメンズエステでの注意点を解説

人気の女性セラピストは予約開始後すぐ、枠が埋まってしまいます。前もって利用する日時を決め、プロフィール写真・お店のコメントなどを参考にして気になる相手を探した上で、はやめに予約を入れましょう。

メンズエステ検索サイトを活用すれば、エリアごとの人気店を一覧で確認し、男性ユーザーの体験談や運営側の体験記事を見た上で、お店を探せます。

多くのメンズエステでは、下記の方法で予約を受け付けています。

上記の他、指名したい人が決まっている場合は、女性セラピスト本人のSNSにメッセージを送る方法も一案です。

予約時間に遅刻すると、女性セラピストや他のお客さんに迷惑を掛けてしまいます。初めて訪問する際には余裕をもって自宅を出て、予約の時間5分前くらいに到着しましょう。

マンション型のメンズエステではインターホンを押すと、女性セラピストが出迎えてくれます。店舗型のメンズエステでは受付スタッフに声を掛けて料金の支払いを済ませ、女性セラピストと対面します。

マンション型のメンズエステでは女性セラピストの誘導に従って入室した後、料金を支払います。出張型メンズエステの場合は訪問してくれた女性セラピストに、直接料金を支払うのが通常です。

いずれのメンズエステにおいても、料金の支払いを終えた後、カウンセリングシートを記載します。カウンセリングシートの項目例は、下記の通りです。

カウンセリングシートは多くの場合、すべての項目を記載しなくても構いません。ただし、施術の内容上どうしても必要な項目は、女性セラピストから質問されることがあります。

メンズエステでは女性セラピストと近距離で接する場面も多いため、お互いが不快な思いをしないようにシャワーを浴びます。シャワー室では自分の相手をしてくれる女性セラピストへのエチケットとして今一度、全身をきれいに洗いましょう。

一般的なメンズエステではシャワー中もタイマーを止めません。シャワーに時間を掛けすぎると施術時間が短くなるため、注意しましょう。シャワーを浴びた後は、メンズエステが用意している紙パンツなどに着替えます。

オイルマッサージやリンパマッサージは多くの場合、以下の流れで進みます。

鼠径部のマッサージは、基本的にカエル足ポーズ（うつ伏せのまま片足ずつ広げる姿勢）や四つん這いで行います。女性セラピストの誘導に従って指定された姿勢をとり、至福の時間を過ごしましょう。

施術後は、マッサージオイルなどを流すために再度シャワーを浴びます。マッサージオイルが残ると肌荒れすることもあるため、ボディソープを使ってオイルをしっかり落としましょう。

店舗型のメンズエステではサービスとして、シャンプーや洗顔フォームが置いてあるケースもあります。ただし、施術後のシャワーもコース時間内に行う必要があるため、時間の掛けすぎには注意しましょう。

シャワー後に時間的な余裕があればお茶を飲みつつ、女性セラピストとのアフタートークを楽しめます。アフタートークで施術を担当した女性セラピストに対するお礼やマッサージの感想を伝えると、良い印象を残せるでしょう。

下記は、女性セラピストとのアフタートークで失敗しないためのコツです。

女性セラピストの中には、本業の隙間時間で働いている人もいます。普段の仕事内容についてしつこく質問することはマナー違反にあたるため、会話内容には十分注意しましょう。

メンズエステは風俗エステと異なるため、お店ごとに独自の禁止行為を設定して、法律に沿った運営を目指します。禁止行為を行ったお客さんには悪質度合いに応じて、その後の利用を制限される・損害賠償請求されるなどの罰則を科されかねません。

下記は、多くのメンズエステが禁止行為に設定する内容です。

「法令及び公序良俗に反する行為」とは、性的サービスを意味します。つまり、性的好奇心をもって女性セラピストの身体に触れる・紙パンツを脱ぐ・自分自身の身体に触れさせるなどの行為は禁止です。

また、多くのメンズエステは、下記にあてはまる人の利用を制限します。

上記の他、女性セラピストが「不適切」と感じる人に対してはコース時間の途中でも施術を中止し、退店をお願いされるケースがあります。メンズエステを利用する際には事前に禁止行為や利用制限を確認し、マナーを守って遊びましょう。

メンズエステではどこまでがOKな行為？NG行為についても解説

メンズエステとは男性向けのエステのことです。メンズエステは風俗エステと異なり、性的サービスは一切ないので、気軽にエステを楽しみたい人や男性としての魅力を高めたい人に向いています。

メンズエステでは、基本料金・指名料・オプション料の合計を支払います。地域や店舗の種類などによって料金相場が異なるのが特徴です。

メンズエステを利用する際は、まずお店に予約を入れてから店舗などに向かい、サービスを受けます。人気のセラピストはすぐに枠が埋まってしまうので、はやめの予約がおすすめです。

メンズエステでは、お店ごとに禁止事項があります。禁止事項だけでなく、女性セラピストが不適切と感じた場合も、サービスの途中で退店をお願いされるケースがある点に注意しましょう。