メンズエステではどこまでがOKな行為?NG行為についても解説

メンズエステではどこまでがOKな行為?NG行為についても解説

メンズエステとは、個室で女性セラピストからアロママッサージやオイルマッサージなどの施術を受けられる男性向けのお店で、「メンエス」という略称で親しまれてます。

癒しやリラクゼーション効果を目的としたサービスが主となるメンズエステ店では、ギリギリの部位まで触れる密度の高い施術が醍醐味です。しかし、非風俗店にあたるため性的サービスは提供されておらず、NGルールが数多く存在することも覚えておきましょう。

当記事では、メンズエステでOKな行為とNGな行為から、NG行為をしてしまった場合に起こる問題まで詳しく紹介します。「メンズエステではどこまでできるのか」と考えている男性の方は、ぜひ参考にしてください。

メンズエステでOKな行為・NGな行為

個室で女性セラピストからマッサージを受けられるメンズエステは、非風俗店に分類されます。性的サービスを提供するメンズエステは、「風俗エステ」や「性感エステ」と呼ばれます。なお、脱毛や痩身メニューを受けられるメンズエステは「一般エステ」であり、今回紹介する非風俗のメンズエステとはまた毛色が異なることも覚えておきましょう。

非風俗のメンズエステ店では密着度の高いサービスが行われており、ギリギリの部位までマッサージを施されるためつい気持ちが盛り上がってしまう方も一部います。しかし、メンズエステではOK行為とNG行為が明確に分けられていることに注意してください。

下記表は、メンズエステでOKとなる行為とNGとなる行為の一覧です。

OKな行為 NGな行為
  • セラピストさんによるマッサージ
  • 各種オプションの追加
  • 施術時間中のお手洗い
  • やむを得ない生理現象
  • セクハラ
  • 客側からの接触
  • 性的な行為
  • 性器の露出
  • 盗撮
  • デートや連絡先交換の強要
  • シャワーを浴びない
  • ドタキャン

基本的にメンズエステでは、風俗店で基本となるおさわりサービスや抜きサービスがありません。特に、男性客側からの接触はすべてセクハラとみなされ、NG行為となります。その他、性器の露出や連絡先交換の強要なども認められていません。また、シャワーを浴びない・ドタキャンといった衛生観念や社会通念に反する行為もNGです。

受け身でマッサージサービスを受けるのはOK

メンズエステでは、男性客側からセラピストへのおさわりはすべて禁止されています。とは言え、セラピストからの素手での施術がメインとなるため、受け身でマッサージサービスを受けることは当然可能です。

メンズエステならではの主なサービス内容は、アロマオイルを使用した全身のマッサージとなります。はじめは肩や腰などこりやすい部分を重点的にほぐしながら、徐々に下半身の施術へと力を入れていくのが特徴です。下半身の施術では、脚の付け根となる鼠径部のマッサージが醍醐味となるでしょう。

各種オプションを付けるのはOK

メンズエステでは、基本コースのほかに各種オプションを自由に加えることも可能です。よくある代表的なオプションには、下記が挙げられます。

●鼠径部マッサージ

メンズエステでは、股間に近い鼠径部周辺のリンパをほぐす施術を基本コースに取り入れているお店もあれば、オプションで追加できるお店もあります。「ディープリンパ」といった名目でオプションが展開されていることがほとんどです。

●パウダーマッサージ

パウダーマッサージとは、粒子が細かなパウダーを素肌に広げてマッサージを受けられるオプションです。アロマオイルを用いて体をほぐすマッサージではなく、独特なフェザータッチでのマッサージが行われます。

●衣装チェンジ

衣装チェンジとは、セラピストが着用する通常の衣装(コスチューム)から、やや際どいセクシーな衣装に着替えてくれるオプションです。ナース服やベビードールなど、さまざまな衣装を楽しめるこのオプションは、非常に人気のサービスとなっています。

故意でなく勃起してしまうのはOK

基本的にメンズエステではやむを得ない生理現象が起きてもNG行為とみなされません。したがって、鼠径部付近に施術が行われているときに勃起してしまっても許容されます。

また、マッサージのあまりの気持ち良さから思わず射精(誤爆)してしまう方もまれにいます。射精行為においても、故意でなければ許容範囲内として特に注意も受けません。しかし、射精は基本的に禁止されているため、誤爆の数が多ければ故意とみなされ注意を受ける可能性もあります。

性行為の強要・接触・露出行為は絶対にNG

前述の通り、メンズエステは風俗ではなく非風俗のお店にあたります。したがって、性行為の強要やセラピストへのおさわり、さらに紙パンツを自分で脱ぐといった露出行為はすべてNGです。

ただし、密着マッサージなどの施術中に何らかの拍子でセラピストに触れてしまったり、意図せず紙パンツから性器がはみ出してしまったりすることは問題ありません。故意にやっているわけではないと証明するためにも、セラピストに長く触れず、はみ出した性器はすぐに直しましょう。

性行為以外のNG行為

メンズエステでは、性的な行為以外においてもいくつかのNGルールが定められています。ほとんどのお店で定められているNG行為は、下記の通りです。

●遅刻・ドタキャン

予約した時間を大幅に遅刻したり、当日になって急にドタキャンしたりすることは、メンズエステに限らずお店のサービスを利用する上で避けておくべき行為です。遅刻・ドタキャンが続いたり、無断キャンセルをしたりするとお店を利用できなくなってしまう可能性もあります。

●迷惑行為

スタッフやセラピストに対して理不尽なことで怒鳴りつける・伝えられた金額を払わずごねるといった迷惑行為は、当然禁止です。また、メンズエステでは全身の素肌に触れるサービスを行うため、シャワーを浴びていない男性客は不潔と思われるだけでなく、度合いによっては迷惑行為とみなされる可能性もあります。

NG行為をしてしまった場合に起こること

メンズエステでNG行為をしてしまった場合でも、軽ければお店やセラピストからの注意だけで済むケースがほとんどです。

しかし、あらゆるNG行為を何度も行ったり、注意してもなかなか改善されないという場合は悪質とみなされ、出禁になったり最悪の場合逮捕されたりする可能性もある点に注意してください。

NG行為をしてしまった場合に起こり得ることをいくつか紹介します。

セラピストから注意される

メンズエステで思わず何らかのNG行為をしてしまっても、最初はセラピストから注意を受けるだけで済むことがほとんどです。特に1回目などはセラピスト側も「最初はルールをあまり把握できていないだろう」と考え、優しさのある軽い注意で終わるでしょう。

しかし、セラピストからの注意を受けてもNG行為を控えなかった場合は悪質と判断され、施術を中断される可能性があります。施術を中断されても、予約したコース分の金額はしっかりと支払わなければならないため、一度注意を受けた行為は絶対に繰り返さないようにしましょう。

出禁になる

セラピストからの注意を受けてもNG行為をやめないなど、悪質な行動が見られる場合は、高確率でお店から出禁を言い渡されてしまいます。

出禁とは出入り禁止のことであり、お店自体の利用を禁じられるパターン・特定のセラピスト指名やコース利用を禁じられるパターンなどがあります。しかし、お店側はセラピストを含むスタッフを守るためにも、お店自体の利用を禁じるケースがほとんどです。

また、出禁にされたお店がチェーン店だった場合は、その他の店舗においても被害内容が共有され、予約できないようにされるケースも多々あります。

逮捕される

重大なNG行為を行った場合は、逮捕される可能性もあります。重大なNG行為には、盗撮・盗聴行為や力づくでの性行為の強要などが挙げられます。

これらの行為は、メンズエステ内に限らず社会的に禁じられる行為です。

盗撮・盗聴行為は地域によっても罰則が細かに異なりますが、基本的には100万円以上の罰金支払いを命じられます。無理やり性行為を強要すると強制わいせつ罪が成立し、6か月以上10年以下の懲役刑が言い渡されます。お店側が警察に被害届を出すかどうかによって逮捕の可能性は左右されるものの、被害届を出されると高確率で罪に問われることに注意してください。

法的な罰則を受けないよう、メンズエステを利用する際はOKルール・NGルールの線引きをしっかり行い、楽しく遊びましょう。

まとめ

メンズエステは風俗ではなく非風俗のお店に分類され、セクハラ行為や性器の露出はNG行為となっています。また、盗撮や連絡先交換の強要、遅刻・ドタキャンなどはメンズエステに限らずどのようなお店でも社会的に禁止されているため、絶対にしないようにしましょう。

注意されてもなおNG行為を繰り返したり、盗撮行為・力づくでの性行為の強要など重大なNG行為を行った場合は、お店から出禁を言い渡されたり、最悪の場合被害届を出されて逮捕されたりする可能性もあります。

メンズエステで楽しく遊び続けるためにも、あらかじめOKルール・NGルールを把握し、しっかりと線引きをしておきましょう。NG行為をしない男性客は、セラピストからも好かれやすくなります。

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