メンズエステの自家発電とは?禁止の理由や利用時のマナーを解説!

メンズエステの自家発電とは?禁止の理由や利用時のマナーを解説!

メンズエステは風俗店ではないため、性的サービスを行っていません。しかし、セラピストと近い距離感できわどいサービスを受けていると、性欲が高まってしまう方もいるでしょう。

サービス中にムラムラしたとしても、その場で自家発電(オナニー)をするのはNGです。では、なぜメンズエステで自家発電が禁止されているのでしょうか。この記事では、自家発電が禁止されている理由や、誤爆した場合のお店側の対応に加えて、利用時に守るべきマナーについて解説します。

メンズエステにおける自家発電とは?

そもそもメンズエステにおける自家発電とは、自分で抜く行為、つまり自慰(オナニー)のことです。自家発電は、性的行為にあたります。メンズエステでの性的行為は禁止されているため、自家発電もNGだと覚えておきましょう。

また、自家発電と似た意味合いで誤爆という言葉が使われますが、自家発電と誤爆とは意味が異なります。自家発電と誤爆の違いは、以下の通りです。

自家発電と誤爆の違い

自家発電が主体的な行為であるのに対し、誤爆は自分自身が意図しないタイミングで誤って射精してしまうことです。

メンズエステでは性的行為がNGである一方、鼠径部といったきわどい部位へのマッサージによって血行が促進され、我慢できずに射精してしまうケースがあります。誤爆に関しては、生理現象のため仕方ないと考える店舗も少なくありません。

まれに、シャワー室やトイレなどでこっそり自家発電したり、シャワー中に自分で処理するなら問題ないだろうと考えたりする方もいますが、いずれもルール違反です。自家発電した事実が発覚した場合は、出禁になる可能性があるため注意しましょう。

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メンズエステで自家発電が禁止されている理由

メンズエステでは、全面的に自家発電は禁止です。ルールを守らず禁止されている行為をすると、セラピストに不快な思いをさせるだけではなく出禁にもなりかねません。

以下では、自家発電が禁止されている理由について詳しく解説します。

メンズエステはリラクゼーションエステであり風俗ではない

メンズエステは、リラクゼーション業に分類される業種です。リラクゼーション業とは、日本標準産業分類において「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所」を指します。リラクゼーションサロンとしてサービスを提供しているメンズエステは、一般的な開業届のみで営業していることがほとんどで、風俗業の申請はしていません。つまり、風俗業の申請が不要なメンズエステにおいて、性的サービスの提供や性的好奇心を煽る行為は違法であり厳禁です。

出典:総務省統計局「平成28年経済センサス‐活動調査」

メンズエステでの自家発電は、法律的にも禁止されている犯罪行為であることを覚えておきましょう。個室でセラピストとの密着度が高いサービスを受けるメンズエステの特性上、風俗店との違いを十分に理解できていない方も少なくありません。メンズエステは、身体をほぐして疲れを癒やしたり、リラックスしたりするためのサロンだと認識して利用することが大切です。

店舗ではセクハラ言動の抑止として自家発電を禁止している

メンズエステでは、セクハラ発言につながることを懸念して自家発電を禁止しています。サービスを利用する際は、施術前に利用規約を確認して、誓約書にサインしなければなりません。利用規約には「施術中のセラピストに対するセクハラ言動をしない」といった内容もあるため、自家発電を見てほしいと伝えるのも規約違反です。

個室に二人きりでサービスを受けていると、人によって雰囲気に流されたり興奮してサービス以上のことを求めたくなったりする気持ちも湧いてくるでしょう。しかし、セラピストとの良い関係を築くためにも、決められたお店のルールを守って利用しなければなりません。

メンズエステで自家発電をした場合のリスク

メンズエステでの自家発電は、大きなリスクを伴います。例えば、メンズエステでセラピストに自家発電したいと申し出た場合、セラピストの口頭注意で済むこともありますが、出禁になるケースも珍しくありません。

セラピストに自家発電を強制的に見せつける行為は、わいせつ行為に問われ、最悪の場合逮捕される恐れもあります。では、具体的にどのようなリスクがあるのでしょうか。

わいせつ行為と認められた場合は逮捕の可能性もある

自家発電がわいせつ行為と認められた場合は、犯罪として扱われる可能性もゼロではありません。例えば、強制的に自家発電を見せつける行為は「公然わいせつ罪」に該当する恐れがあり、以下のような刑罰が下されます。(刑法第174条)

  • 30万円以下の罰金
  • 6か月以下の懲役
  • 拘留もしくは科料

出典:e-Gov法令検索「刑法」

また、自家発電がエスカレートし、セラピストの身体に触ったり、無理やり性交渉を求めたりするのも立派なわいせつ行為です。強制わいせつ(旧:不同意わいせつ罪)や不同意性交罪(旧:強制性交等罪)に該当する場合があります。(刑法第176条・第177条)

出典:e-Gov法令検索「刑法」

わいせつ行為をした場合、セラピストに直接警察署に駆け込まれたり、報告を受けた店側から通報されたり、逮捕される可能性も否めません。

お店側には利用者の会員情報が残っており、警察の捜査が入ると加害者を特定するのは容易です。後悔しないためにも、理性をもってリラクゼーションとしてのサービスを堪能しましょう。メンズエステは、正しいマナーで利用することが何よりも大切です。

メンズエステ利用者に求められるマナー

メンズエステを利用する際は、事前にお店のルールを確認してから予約するようにしましょう。

ほかにもメンズエステを利用するにあたって、男性側に求められる最低限のマナーを紹介します。

お店のルールを守る

メンズエステを利用する際は、お店のルールを守るのが大前提です。店舗ごとの利用規約があるため、予約前にお店のホームページに記載されている注意事項にしっかり目を通しましょう。

また、以下のような最低限のマナーを守ることも大切です。

  • 予約時間に遅刻しない
  • 爪切りや臭い対策をする
  • 身体を清潔にする
  • 紙パンツはきちんと着用する
  • サービス後はお礼を言う

どのお店を利用するにしても、常識的なマナーは守るようにしましょう。

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サービス外のことを要求しない

メンズエステのサービスは、基本的にマッサージによるリラクゼーションの提供です。しかし、マッサージが進むにつれ欲求が抑えられず、コース内容やサービス以上の要望を求めてしまい出禁になる場合もあります。

口コミサイトや体験ブログなどで、サービス以上のことができたという書き込みを目にして期待する方もいるかもしれませんが、信憑性の低い情報に惑わされるのは危険です。あくまでもメンズエステは、リラクゼーションサービスを受けるお店である旨を肝に銘じ、ルールを守って利用しましょう。

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お触りや性的な発言をしない

繰り返しになりますが、メンズエステは性的サービスを提供するお店ではありません。セラピストに意図的に触れるセクハラ行為はもってのほかです。セラピストの容姿が好みだとつい触れたくなりますが、セラピストを不快にさせるだけではなく、警察沙汰になる恐れもあります。

また、性的発言もNGです。サービス中はセラピストとの距離感が近く、思わずセクハラと捉えられる発言をしてしまうケースもあります。セラピストの口頭注意だけではなく、指名NGや出禁にもなりかねないため性的発言は控えましょう。

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まとめ

メンズエステにおける自家発電(オナニー)は性的行為にあたり、セラピストの前ではもちろん、店舗内のトイレ・シャワールームでも行ってはなりません。もし、サービス中に自家発電をした場合は、出禁だけでなく警察沙汰になる恐れもあります。

あくまでメンズエステは、マッサージによって心身の疲れを癒やしてもらうサービスです。性的欲求を満たしたい場合は、風俗店を利用することをおすすめします。メンズエステを利用する際は、事前にルールや利用規約を確認した上で予約しましょう。

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